共働きの家計管理は「範囲をそろえる」から|25%ルールで見る3つのコツ
この記事は、「お金を整える順番」の一部です。全体の順番を先に読むと、迷いません。

共働きで、財布は別々。自分は貯金しているのに、家族としてお金が残っているのかが分からない。共働きの家計管理で、いちばん多い悩みです。
結論:共働きの家計管理は、収入と支出の範囲をそろえることから始めます。共通の家計は、2人の手取りの合計と2人分の支出で見て、その合計の25%を貯金に回します。
この記事でわかること:
- 共働きの家計が見えにくくなる理由
- 2人の手取りを足して見るときの範囲
- 口座の移動を二重に数えない方法
- 家族の黒字と、負担の分け方を分けて話すコツ
共働きの家計が見えにくいのは、見る範囲が違うから

夫婦で、見ている範囲がそろっていないからです。自分の口座だけを見ると黒字でも、家族全体では赤字のことがあります。
| 見ている範囲 | 分かること | 分からないこと |
|---|---|---|
| 自分の口座だけ | 自分の貯金 | 家族全体の黒字・赤字 |
| 共通口座だけ | 生活費の残り | それぞれの貯金や支出 |
| 2人の合計 | 家族全体の黒字・赤字 | なし |
家計を整えるときは、まず2人の合計を見る日を作ります。
共働きでは、2人の手取りを足して考える

共通の家計として見るなら、足して考えます。支出も、2人分を書き出して1枚にまとめます。収入だけ合計して、支出は片方だけ、という見方にはしません。
- 固定費
- 変動費
- 娯楽・自己投資
- 貯蓄
25%の考え方は、先取り貯金のやり方で詳しく解説しています。家賃を2人で払っている場合の目安は、家賃の目安は手取りの何%?をご覧ください。
共働きの家計管理で二重に数えやすいのは、口座の移動

二重に数えやすいのは、共通口座への移動です。口座に移したお金と、そこから払った買い物を、両方とも支出として数えてしまいます。
- 口座への移動は、支出に数えない。 お金の置き場所が変わっただけです。
- 支出は、実際に払った先で数える。 食費、家賃、光熱費などの行に入れます。
- 共通口座の残りは、家族の貯金として数える。 使わずに残ったお金です。
たとえば、共通口座に5万円を移し、そこから食費4万円を払ったなら、支出は4万円です。9万円ではありません。
共働きの家計を話し合うときは、黒字と負担を分ける

家族全体の黒字と、負担の分け方を、別の話として扱うことです。この2つを混ぜると、どちらが多く払っているかの話になりやすくなります。
- 先に、家族全体で毎月いくら残っているかを確かめる
- 次に、それぞれがいくらずつ出すかを決める
- 貯金は、家族の目標と、それぞれの自由なお金に分ける
共働きの家計管理についてのよくある質問
共働きの家計は、財布を1つにしたほうがいいですか?
財布の数より、2人の合計を見る日があるかが大切です。別財布のままでも、合計の黒字が分かれば管理できます。
収入に差があるとき、生活費は半分ずつにしますか?
半分ずつでも、収入の割合に合わせても構いません。先に家族全体の黒字を確かめてから、2人で決めてください。
共働きで家計簿を続けるコツはありますか?
毎日つけるより、月1回2人で合計を見るほうが続きます。続かない理由は家計簿が続かない人の管理方法にまとめています。
まとめ|まず2人の合計を見る日を作る
- 共働きの家計管理は、収入と支出の範囲をそろえることから
- 共通の家計は、2人の手取りの合計と2人分の支出で見る
- 口座への移動は支出に数えず、払った先で数える
- 家族の黒字と、負担の分け方は、別の話として話す
今月は、2人の手取りの合計と、家族全体の支出を1枚に並べてみてください。
参考:金融庁|資産形成の基本(確認日:2026年9月30日)




